遺産相続の際に多額の借金が判明

母が約10年前に他界し、残された父は一人暮らしをしていましたが、その父もつい先日母のもとに旅立ちました。父から遺産を受け継いだのですが、その中に多額の借金があることが判明したんです。相続放棄をすることも考えましたが、自分自身の親の借金は返すべきだと感じ、借金を含めた遺産相続を決断しました。最初の頃はなんとか返済できるだろうと軽い気持ちでいましたが、それが甘い考えだということにすぐ気づいたんです。月々の返済に、家計の出費、交際費などが重くのしかかり、次第に生活の自由がなくなってきました。妻や子供から不満の声を毎日のように投げかけられますが、不満に感じるのはよくわかりますので、反論ができません。借金のストレス、家族との不仲のストレスがしばらく続いたせいか、眠れない日々が続き、気力もだんだんとなくなってきたんです。何をしても感情がわかず、食事もおいしく感じられず、自分の部屋へ閉じこもることが多くなりました。さすがに妻が心配になったようで、病院へ私を連れて行ってくれましたが、医師の診断の結果、うつ病と判明したんです。まだ症状は軽い方だったことが不幸中の幸いでしたが、今の生活のままでは病状が悪化してしまうような気がしてなりません。

ストレスから開放されるために行なったこと

医師の指導通りに薬を服用したり、対策を行いましたが、一向に病状がよくなりません。妻は最初の頃は協力的でしたが、彼女も私と接し続けているうちに、ストレスを抱えているようで、顔がやつれてきたような気がするんです。私たち家族がこんなにも不幸な目にあうのは、父から受け継いだ借金のせいだと、そこではっきりと考えるようになったんです。妻や子供と話し合った結果、子供が弁護士に相談してみてはとアドバイスしてくれました。子供も私や妻のことを心配してくれていたようで、自分なりにネットなどで色々調べてくれていたみたいでした。幸いにも、自宅からそれほど離れていない場所に弁護士事務所があったため、まずは電話で問い合わせた後、予約日に事務所へ向かったんです。弁護士に事情を話すと真剣に聞いてくれました。割とよくある事例だそうで、まずは返済が終わった分の借金について、過払い金請求の手段を用いることになり、現在返済中の分は、過払い金で取り戻した分をあてて完済、完済できなかった借金については、また別の方法を行うことを提案してくれました。不思議なことに、弁護士に相談した後は、気分がすっと軽くなったんです。もっと早く相談していれば、病気にならずに済んだのかもしれません。